ノーマル講座

序盤戦の端歩1「1筋の端歩を突き合った居飛車は棒銀を狙える①」

講座レベル:★☆☆☆☆~★★☆☆☆(初級者~上級者)

序盤戦における端歩は、プロレベルではかなり繊細な問題です。端歩の突き合いがあるかないかで優劣が決まってしまうことだってあるくらいです。

ですが、アマチュアレベルですとぶっちゃけそんなに関係ない――というのが実情ですね。でも、端歩をないがしろにしてしまうからこそ、付け入る隙も出てきます。

今回紹介するのは、相居飛車における序盤の無造作な端歩の突き合いを利用したある意味「ハメ手」のようなものなのですが、ネット将棋などで使った感覚ではアマ二段ぐらいまでは綺麗にハマってくれることが多い指し方です。何の気なく、「わからんから、端歩でも突いておくかぁ~」という感じで自然に指すのがミソです。

特に「相居飛車になったら、一直線に矢倉に囲ってくる相手」への特効薬になります。(そういう相手には今回の方法以外にも、急戦矢倉系が効きます)

冒頭図のように、最序盤で何気なく端歩を突き合った後は、いつものように相矢倉へと駒組みを進めていきましょう。

先手も後手もだいたい似たような駒組みをしているのですが、先手の38銀の配置が少し違和感がありますね。当然、次の手を狙っていたからでした。

▲27銀!
きましたよ! 棒銀ですよ! ひふみんですよ!
将棋界のう棒銀(ウボォーギン)加藤一二三先生なら、「超破壊拳(ビッグバンインパクト)!」と叫びながら、駒が割れんばかりの勢いで打ちつけるでしょうね。

ここから……▲15歩!という手を。

これが究極破壊戦法「端歩棒銀」の矢倉バージョンです。

どうやって後手陣が潰れてしまうかは次回『序盤戦の端歩1「1筋の端歩を突き合った居飛車は棒銀を狙える②」』をお楽しみに。


Shogipic様図面作成ツールを使わせていただきました。これ、超便利ですね。