ノーマル講座

フォーメーション1

フォーメーションとは?

 サッカーの練習で、ハーフコートだけを使い守備と攻撃の部分的な動きの確認をすることを「フォーメーション」と呼びます。「しょうぎ~く」でも部分図を使って、そこに潜む手筋を研究することをフォーメーションと呼びたいと思います。全体を見る前にまずは部分で手筋を習得してみましょう。
下図は居飛車対振り飛車で稀に出現する形です。
先手の手番でどう指しますか?
上級者の方はその先の展開を読んでみましょう。
レベル:★☆☆☆☆~★★☆☆☆ 初級者~上級者向け 

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正解は▲24歩と合わせる手です。

△同歩▲同飛となった局面が下図。銀に当たっています。
合わせの歩」と「近付く飛車」という手筋の複合技です。
近付く飛車」は聞き慣れない手筋かもしれませんが、こうやって歩を合わせ、相手の懐に飛び込むような動きを指して言います。

出現度は高くありませんが、覚えておいて損のない手筋です。

銀取りを受けるために後手は△32飛と寄ります。(下図)

ここであまりにも有名な手筋の一手があります。
………。
そう、▲33歩!です。(下図)

焦点の歩」と呼ばれる超有名な手筋です。後手がどのように対応しても、駒が一枚ポロッと取れることを確認してください。こんなに綺麗に決まることは滅多にありませんが、決め手になることも多い手筋です。

後手もこんな手筋を食らっては堪りません。

△32飛と寄るところで別の手を指して被害を少なくしようともがきます。

△32飛→△43銀。
以下、▲23飛成(銀取り)△42飛と進んで下図。

ここで再び手筋の一手があります。ヒントは「〇〇の歩」です。
………。
そう飛車と銀の利いている場所に▲32歩! ですね。焦点の歩です。何で取っても一枚ただで取れるということを確認してください。(下図)
一見何の変哲もないと思われた最初の図の中に、「合わせの歩」、「近付く飛車」、「焦点の歩」×2という四つの手筋が隠れていました。
みなさんはいくつ発見することができましたか?
将棋の読みの基本の一つは、こうして「手筋」と「手筋」を繋げて考えていくことにあります。
これからも様々な「フォーメーション」を見ていきますので、一緒に考えていきましょう!